Mogicさんのメンバからプロダクトやサービスの仕上がりにアドバイスを求められるので、ちょいちょいコメントしています。 プロトタイプを見るとチームメンバでよく議論した結果なんだろうなと関心する一方、たいてい「コンセプト言語化脱落地獄」に陥っています。 要はきちんと着眼点があり、コンセプトをしっかり話し合い、表現方法も決めた後にプロトタイプを作ってきているのですが、そのプロセスを相手にきちんと説明してないアウトプットにしてしまっているんですね。 作り手はすでに「話しすぎている」ので、つい伝える相手が分かってしまっている前提で作りこんでしまい、結果的に話が飛んでしまって分かるような、分からないようなものになります。 コンセプトを言葉にして、それを順番に落とし込めばいいだけなのですが、すっぽり抜けてしまうのでコンセプト言語化脱落地獄と呼んでいます。 もったいないおばけが出るぐらい、もったいない話です。 Yoichi Yamane 山根陽一