チームを率いていく上で、厳し目に見ていくべきなのか、甘めに見ていくべきなのか、大きく分かれます。 ベストなのは当然両方のバランスが取れていることでしょう。 ですが、日常的にはどちらかに偏ります。 個人的にはずっと昔から「甘め」に見ている傾向があると思います。 甘くすることでマネジメントしやすくしたいという意図より、「最初からあまり期待を持っていない」というのが正確なポジショニングです。 あらかじめ仕事を頼むときに ・どこかでミスしそうだよね ・ちょっと遅れそうだよね とどこかで思いながら仕事を依頼しているので、ミスしても「そうだよね、じゃあどうしようか」となります。 厳しい人の目線でいけば、ミスをしたときに ・最初にどうミスをしそうかシミュレーションをしていないとダメ ・遅れる可能性を一番最初に把握して、事前対策をすればよかったじゃない となる気がします。 この指摘はうまくできる人がベンチマークになっていますし、ベースにあるのは期待値の高さです。 どちらのスタンスがいいかは正直分かりませんが、自分自身がよくミスをすることを考えれば、みんなは甘めの方がやりやすいんじゃないかと思っています。 結果的にミスする前提で考えているから、そもそもミスしようがないシステム作り、業務フロー作りをしようという方角に力が入ります。 Yoichi Yamane 山根陽一